規模の小さな工務店様のWEB戦略

2015年7月28日 建築ホームページ

片岡 敏

規模の小さな工務店様と言ってもどれくらいかわからないと思いますので、年間着工数10棟以下で営業専門の方がいない工務店としてお話しましょう。一人の方が営業、設計、現場監督を担当する現場直結型の工務店様です。

受注傾向としては口コミが多く、OB様や協力業者様からの紹介、現場付近の方が建築中に見学に見えてお話していて受注ということが多いと思います。

近頃ではOB様同士のつながりが薄くなっており口コミも減っているということも聞こえてきます。
そこで集客するのにホームページに活躍してもらおうと立ち上げるのですが、なかなかうまくいきません。

なぜか、それは規模に応じた戦略があるからです。

多くの場合、アクセス数を多く集めることを目的にしています。
数を目的に集客をすると、当然見込みの濃い方、薄い方が現れ、営業マンが受注に結びつくように営業をかけます。
ただし規模の小さな工務店様は営業専門のスタッフがいないので、なかなか見込みの薄い方の気持ちを変えるような追客を複数こなすのは難しいです。
見積り依頼をいただいても手間ばかりかかって、なかなか成約にならないということになると他の業務にも影響が出てしまいます。

では、どうすればよいのか?
それは「数ではなく、質を集める」ことです。

一般的なお客様をたくさん集めるのではなく、その工務店様が得意とすることに合ったお客様に的を絞り、集客をかけることが有効です。
ホームページでは徹底的な絞込みをします。
ターゲットを絞り込むことで、訴える内容もデザインのテイストもブレることがありません。また検索エンジン対策が効率的にできます。

これもできます、あれもできますのホームページでは、何も響かないのです。

ターゲットを絞ることにはリスクも伴います。分母が小さくなり訪問者、お問い合わせ件数が減る可能性が高いです。そのため施工エリアを広くするも必要があります。

しかし今まで口コミベースであったことから、紹介などのお客様の場合にはニーズが聞けるので、そのお客様のご希望に合った家を提案できます。

ホームページではターゲットを絞り込んだ成約率の高いアクセスを集め、口コミでは売りを活かしながらもお客様のニーズに合わせられる。

これが規模の小さな工務店様のWEB戦略です。

では狙うターゲットはどこか。。。どんな絞込みをかけたらよいのか。。。どんな魅せ方をすればよいのか。。。
そこが私たちの出番です。
お客様が何を求めているのか、最新技術、業界の動向など工務店様専門のデザイン会社だからこそわかることがたくさんあるのです。

やるやらないは別として一度参考としてみてはいかがでしょうか。
新しい何かが見えてくるかもしれません。